今年はなかなか蝉の声が聞こえてこない、少しやっと聞こえてきたが、例年に比べたら全然だ
梅雨が長すぎるのだ、未だ梅雨明けしてないのだが比較的雨は少なめに感じられるので、まだマシに思える
6月末から始まった中体連の大会も県大会の真っ最中であるが明日が3日目、個人戦の最終日を残すだけとなった
結果を載せるという意味では早いのだが…
団体戦はベスト4に入り今年も東海大会に出場出来る事となった
決して楽な道のりではなかったが子供達の頑張りが報われた思いだ
子供らは月並みな言葉ではあるが本当に良く頑張ってくれたと思う、もちろん技術的にはまだ穴だらけではあるが…
チーム力、言い換えればまとまりの力というものを見せてくれた
普段から声を出して、練習はしていても、やはり本番でのテンションとは比べるまでもない
気持ちのこもった声というのは他人の心を揺さぶるものなのだ
上手い下手とは別の話である
余談だが歌を歌うということも同じだと考えている、音程が取れた上手な歌が人の心を揺さぶるとは限らないのである、ヘタウマというくくりがあるくらいで…
心の叫びで良いのだ
長い年月生きて過ごしてきて、色々な事に無感動、無関心になったおっさんの心をその叫びが揺さぶるのだ
応援と、選手の一体感
午後の個人戦、たまたま一番最後に残ったたった1試合のアドバイザーとしてベンチにいて、もちろん選手の勝ち負けも気になっていたが、そんな事を感じてもいた
同じクラブ、同じ学校の選手、そしてライバルであったはずの他校の選手までが応援してくれる姿を下から見上げた時のなんとも言えない気持ち
恥ずかしいのだが、正直言うと勝手に涙が出てきて驚いたのだ
はっきりと誰かはわからない応援してくれた人達にありがとうと言いたい
相手を敵視だけして、勝ち負けだけにこだわってスポーツをやるのはつまらなく感じる
共感を呼ばないからだと思う
ライバルであり、仲間であり、人間として尊敬し合える同士になるのが理想的である
結局は何かを通じて人間としての自分を高める本質を見失うのでは本末転倒なのだ
その何かが何であるかは問題ではない
ではまた明日、頑張ります